
建設業許可申請のために準備が必要なものを解説します。
つまり、建設業許可の要件を満たしていることを証明する資料・書類の準備です。
お客様によって、そろえて頂く書類・物はケース・バイ・ケースですが、概ね例をあげると、以下のものの準備が必要です。
経営業務管理責任者
経営者・経営に準じる地位にいること
その地位にあった期間
この2つを証明するものが必要です。
- 定款
- 登記事項証明書
- 法人税確定申告書
- 所得税確定申告書
- 健康保険被保険者証
- 工事契約書・注文書・見積書・元帳など
専任技術者
専任技術者の要件となる学歴・免許
実務経験の期間
この2つを証明するものが必要です。
- 卒業証書
- 合格証明書(施工管理技士など)
- 資格の免許証(電気工事士など)
- 健康保険被保険者証
- 所得税確定申告書
- 出勤簿・タイムカード
財産要件
500万円以上の自己資本がある。または、500万円の資金調達が可能であることを証明します。
- 決算申告書
- ※金融機関発行の残高証明書
- ※融資可能証明書
※有効期限があるので注意
建設業許可のための準備のまとめ
上記以外にも、実印・住民票・営業所の権限(賃貸契約書)など、様々な裏づけ資料が必要になり、経営業務管理責任者・専任技術者の経験・期間を証明するためには、かなり膨大な資料が必要になるケースもあります。
建設業許可には、現場の整理整頓だけではなく、帳簿・資料などの整理整頓が重要です。
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